銀座の老舗画材店・月光荘とカフェ『月のはなれ』に行ってきました

先日行ってきた『ロマンティック・ロシア』展で、日本でロシア芸術を広めるのに貢献した月光荘がちょっぴり紹介されていました。

画材店と、以前から気になっていた月光荘サロン『月のはなれ』にも一緒に行ってきました。感想です。

月光荘とは

月光荘は大正6年創業の画材店。与謝野鉄幹・晶子夫妻を中心に、文化人が集うサロンのような場所だったことで有名です。

芸術家や小説家、役者、建築家、政財界の方々が集まって、新時代を創ろうと語り合っていたといいます。

月光荘という風流な名前は、与謝野夫妻がフランスのヴェルレーヌの詩『月光と人』から引用してつけたもの。

お店の看板も、与謝野晶子さん直筆の文字だそうです。

月光荘看板

ロシア芸術と月光荘

まだまだヨーロッパやアメリカの芸術と比較すると、ロシアの作品に触れる機会そのものが少なかった時代、月光荘はいち早く認知度を広げる活動をします。

1970年の大阪万国博覧会を機に月光荘はみずからのギャラリーでロシア美術を紹介し、それ以降は日本におけるロシア芸術の拠点となっていった。

(国立トレチャコフ美術館所蔵ロマンティックロシア 図録『見知らぬ女(ひと)は忘れえぬ女(ひと)へ――日本における《忘れえぬ女》受容小史――』より)

・・・というわけで、ロマンティックロシア展ですっかりときめいてしまった私は、ミーハー上等で月光荘行ってみたい!となりました。

 

銀座月光荘 GEKKOSO

渋谷のBunkamuraでやっている、『国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア』展に行ってきました感想はこちらです。

ロマンティック・ロシア図録

画材店月光荘

場所&時間

株式会社月光荘画材店

場所:〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-2 永寿ビルB1~1F

TEL 03-3572-5605

時間:11:00~19:00

※1階は画材売り場で、地下は額や額装を取り扱っています。

月光荘入り口

伝説の月光荘ピンク

月光荘画材店は、製品全てをオリジナルで作って販売しています。

月光荘ピンクの絵の具

「月光荘ピンク」と呼ばれる、ここでしか買えないコバルト・バイオレット・ピンクの絵の具も販売しています。

油彩絵の具だけでなくアクリルも取り扱っていました。

1971年の世界絵の具コンクールで1位を受賞しており、「フランス以外の国で生まれた奇跡」と呼ばれた伝説の色らしいです。

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ホルンのマークのこだわり画材用品

トレードマークである「友を呼ぶホルン」の描かれたオリジナルグッズが素敵です。

月光荘を訪れた文化人たちにより考案されたもので、音で多くの人に集ってもらいたいという願いが込められているそうです。

月光荘スケッチブック

小さなスケッチブックを買ってきました。表紙に月光荘の文字とホルンのマークが描かれています。

表紙のカラーや、中の紙質が細かく選べます。

スケッチ用のもの、彩色の画材に合わせて厚手のもの、描いた作品をポストカードにできるものなどなど。

月光荘スケッチブック色紙

カラフルな色紙のものが珍しくて購入しました。ちょこっとなにか描きたいときに楽しそうかなって。

表紙や裏表紙のイラストや文章がレトロな味わいがあって、なんだか素敵です。

ショップ袋は無いので、リサイクルの紙袋に入れてくれます。お買い物するときはマイバッグを持って行くのがベストですね。

月光荘画材店スケッチブック0F(ウス点・イロ・アツ)

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月光荘サロン 月のはなれ

場所&時間

月光荘サロン 月のはなれ

場所:〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-18 月光荘ビル5階

TEL 03-6228-5189

営業時間:

月~金曜日 14:00~23:45 (23:00 L.O)

土曜日 12:30~23:30 (22:45 L.O)

※ランチタイムは14:00~17:00

※日曜日・祝日は、貸し切り営業のみです

月のはなれ看板

月光荘画材店創業100周年の2016年、銀座の雑居ビル屋上にあった月光荘の倉庫をリノベーション

昼はカフェ、夜はバーとなっています。毎晩20:00~アーティストによる生演奏が行われます

イベントスケジュールを確認してから、人気の夜の時間は事前予約していくのがベストかも。

ちいさなギャラリー

月のはなれ内装

室内にはあちこちに絵が飾られて、絵筆や本もあちこちに。アットホームな雰囲気です。

月光荘月のはなれポストカード

今回行ったときに飾ってあった展示のカード。青い神秘的な絵たちでした。

壁面展示もイベントのひとつで入れ替わりがあるようです。

お月様を食べる

月のはなれカプチーノとレモンケーキ

カプチーノ(750円)とレモンケーキ(700円)をいただきました。

お月様の形のレモンケーキは、OZmagazineでアーティストの方や編集者さんの好きなお店として何回か紹介されていて、以前から気になっていたんです。

すっきりした優しい味のレモンケーキに、3種のトッピング。クリームとベリーと蜂蜜をかけます。

カプチーノの角砂糖の小皿も三日月の形で、見た目も可愛らしいくて並べて写真を撮りたくなります。

食事メニューは、チキンガンボ(フランス移民のシチューのような家庭料理)が名物だそうです。

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月のはなれ屋外

フランス製のラタンの椅子でくつろげるバルコニー席。

私が行った日はテントで覆ってありましたが、最上階なのでテラス席から空が見えるのだとか。

じっくり空間と時間を楽しめるお店だったので、すぐ出てきちゃったのはもったいなかったかな。

歴史と雰囲気のある素敵なお店でした。

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