博物館に初もうで。東京国立博物館で今年の干支を見てきました

上野の『博物館に初もうで イノシシ勢いのある年に』の新春特集展示に行ってきました。

初もうでは神社も行きましたが、こちらは美術館・博物館はじめってことで、感想です。

博物館に初もうで2019のイベント

東京国立博物館では毎年恒例で「博物館に初もうで」をやっていて、今年で16回目だそうです。

2日と3日では伝統芸能のイベントもやっていて、以前行ったときも太鼓や駒回しが鑑賞できて楽しかったのを覚えています。

東京国立博物館に初もうで

おせちも重箱で用意するのが面倒でつい洋皿に載せて食べちゃうし、着物もすいぶん着てないし(そもそも自分じゃ着られないし)、日本文化から離れちゃってる今日この頃の私。

きちんと和風で雅なお正月を、素敵な作品展示と一緒に満喫できるのでよかったです。

場所&期間&アクセス

場所:東京国立博物館

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

TEL:03-5777-8600

期間:2019年1月2日(水)~2019年1月27日(日)

※2日(水)・3日(木)は和太鼓・獅子舞・クラリネットコンサートのイベントあり

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

※休館日は月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)

アクセス:JR上野駅公園口より徒歩10分

東京国立博物館庭園

中庭も綺麗です。

チケットについて

この新春特集期間中は、チケットの種類は『総合文化展』1種類のみになっています。干支の展示と敷地内の全て建物の展示、3日までは屋外の演奏や獅子舞・太鼓などを見ることが出来ます。

料金は一般620円、大学生410円。(シアターを見る場合は別途チケットが必要です)

ちなみに70歳以上と高校生以下は無料だそうで、いいなぁ~。

東京国立博物館トーハクくんユリノキちゃん

トーハクくん(左)とユリノキちゃん(右)。背景の重厚な建物に、ここだけゆる可愛いキャラでシュールです。

トーハクくんのしゃべりの語尾が地味に「だホー」っていう設定がじわじわきます・笑。

感想です

東京国立博物館新年

謹賀新年の垂れ幕が出ていてお正月気分。風が少し冷たいですが、お天気がよくて日なたは暖かかったです。

東京国立博物館生け花

華やかなお正月の生け花。1月14日までの展示だそうです。

「猪突猛進」イノシシがいっぱい しかも貴重な資料ばかり

今年の干支にちなんだイノシシ展示、絵画も立体の像も工芸品も勢揃いしています。

十二支が勢揃いしていたり、小さな装飾品に彫られた猪もあります。作品の中のウォーリーを探す的なイノシシ探し、ちょっと楽しいです。

東京国立博物館に初もうで2019

可愛いものからかっこいいものまで、猪モチーフがいっぱいです。

東京国立博物館イノシシ埴輪

足の長い、美脚イノシシもいました。重要文化財『埴輪 猪』。

・・・なんで馬じゃないって分かったんだろう?鼻の形かな?

東京国立博物館イノシシ絵

動物が擬人化したり、動物の頭に人型の体をした神様ってあちこちでありますけど、イノシシのバージョンもあるんだなぁとちょっと感動。

私が知らなかっただけで、身近で愛された動物のひとつのようです。勉強になります。

東京国立博物館イノシシ

イノシシにまたがっている人の絵もいくつかあって、大きなスピードあるイノシシでロデオするのは勇敢さや強さの証なのかなぁと。

巨大イノシシ

それにしても明らかに巨大なイノシシも描かれていて、『もののけ姫』の乙事主 (おつことぬし)様ってわりと本当に生息していたんじゃないかなとか思っちゃいます・笑。

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今年のオリジナルカレンダーがもらえます

東京国立博物館カレンダー2019

葛飾北斎の『見立富士の巻狩』。カレンダーはA3で大きく見やすいですが、実物はとっても小さなサイズで繊細な絵で、見ると感動します。

七福神がわちゃわちゃ楽しそうな狩りの光景で、大黒天が猪にまたがっています。

裏面は小学生にも楽しめるような解説とワークシートになっています。葛飾北斎『冨嶽三十六景・凱風快晴』を斬新な色に塗れる塗り絵がありました。(配布は1月2日~3日の2日間、先着3000名。)

お正月といえば国宝『松林図屛風』

白い背景に墨の濃淡だけで描かれ、張りつめた空気が伝わってきそうな風景。長谷川等伯の『松林図屛風』です。

「トーハクのお正月の定番」、2年ぶりの登場で大人気でした。

東京国立博物館キャノンデジタル屏風

さて、1階の奥のスペースに、最新技術で複製されたものがあります。

ガラスケースで隔てられることもなく前には畳が敷いてあり、座ってくつろいで鑑賞できるようになっています。

レプリカかぁと素通りするのはもったいないです!(わりと空いていたんですよね)

しばらく眺めていると、屏風の全面が刻々と変化していき、映像で屏風の中の風景を楽しむことが出来ます。

木々の間をすり抜けて飛ぶ鳥を追いかけるような眺望、雪が降ったり、蝶が舞ったり。大画面の屏風をフレームに、外まで続く風景・奥行き・季節の移り変わりを体感できます。

この白い何も描かれていない部分に、無限に広がる絶景をおのおの思い浮かべて楽しむのを、わかりやすくビジュアルで手助けしてくれるようで面白かったです。新しい解釈もできそう?

プロジェクションマッピングやデジタルアートでもありそう・好まれそうな和モチーフですが、公式で実物と比較して見ることが出来るのはなかなか贅沢です。

この高精細複製品は、オリジナル作品を劣化から守りつつ、多くの方に日本古来の貴重な文化財に親しんでいただくことを目的として、キャノン株式会社ならびに特定非営利活動法人 京都文化協会が共同で行っている「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)で制作されました。

とのことです。

本物は2階の国宝室にあります!見落とさないように、間違えないように「本物は2階!」とあっちこっちに注意書きがありました・笑。

国宝室はひとつの展示だけをじっくり見ることが出来るようにとの特別室ですが、いつ行っても混んでいて、屏風の前は人だかりでした。複製品で全体のイメージが前もって分かりやすくなったり、本物を前にしたとき有意義な時間を過ごせるのは鑑賞する方としてもいいことかも。本物のときは人だらけで全景は撮影できなかったです。

『松林図屏風』は2019年1月2日(水)~1月14日(月)までの展示になります。次回展示されるのは、さらに来年のお正月2020年1月2日~1月13日(月)となっているので注意です。

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新春のおめでたい展示

東京国立博物館螺鈿

こちらは国宝『片輪車蒔絵螺鈿手箱』。

おめでたいお正月テーマの展示には「新春」の赤い目印がついています。お着物のトーハクくんとユリノキちゃん。

吉祥モチーフっていっぱい種類があるんですね。

東京国立博物館浮世絵

歌川国貞『二見浦曙の図』。

浮世絵も数多く展示してあって、富士山や初日の出の絵はもちろん、江戸時代のお正月の過ごし方、お稽古はじめの様子や子供の遊びとか面白かったです。

東京国立博物館仏像広目天

国宝『(四天王立像のうち)広目天』。鎧や刀、仏像など、外国人の観光客も多く訪れていて人気の展示でした。

茶道芸術や着物の展示も多くあるせいか、きちんと着物を着て見に来ている女性もちらほらいて素敵でした。

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まさかのバーゲン!?

東京国立博物館バーゲンセール

ミュージアムショップではまさかの初売り!?古い図録や美術書のバーゲンセールやってました。

状態は焼けていたり表紙やヘリが擦れた感じで年季はいってたりですが、日本史系・日本画が多く、好きな人にはたまらない掘り出し物があるのかも。

そして『踊る人』かなのかトーハクくんなのか、埴輪グッズが非常に充実しています・笑。

東京国立博物館埴輪の群れ

土器・埴輪系の展示は平成館へ。

東京国立博物館獅子舞

獅子舞も見られたし、素敵な新年のアートはじめになりました。

今年も素敵な作品との出会いがいっぱいありますように!

 

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